第2話:お客様にとって特別なサロン、特別な存在になるには

自宅サロン開業応援コラム:第2話
お客様にとって特別なサロン、特別な存在になるには

はじめに

皆さんは誰かにとって特別な存在になりたいと思ったことはありますか?「特別な」と聞くと、特別な事をする、特別な努力が必要だと考える方もいるかもしれません。持って生まれた才能や、その人の個性に依存してる能力だと思う方もいるかもしれません。でもご安心ください、そんな才能や努力、難しいことは一切ありません。実は特別な存在になる為に行っているある共通点があります。その共通点というのが今回のお話の主題となります。

特別な存在になる為の考え

「他人と同じゴールを求めない」

他人とは違うフィールドに立つことで特別な存在になるのは当たり前と思うかもしれませんが、そんな簡単な事と思っても意外とできないものだと思います。でも、自分の得意なことをとびきり生かせるフィールドでゴールを目指すのはどうでしょうか?世の中の特別と言われた偉人達も、成功したのは完璧な人間だから成功したのではなく、自分の得意なこと、好きな事を早く見つけ、それに全エネルギーを割いて努力したから成功できたのです。

私の場合はまず人と同じでは嫌だから独立し、自身でサロンを開業致しました。人と同じ仕事をしたくない、誰かの役に立ちたい、自分らしい人生を歩みたい、自分のペースで仕事をしたい、もしくは他人から干渉されたくない、会社に所属し、その他大勢と同じ仕事をしたくない、またはできない、自分の感性や世界観を優先してしまうなど…その他沢山ありますので割愛しますね。これだけの理由だけでも直ぐに頭に浮かんできます。嫌いな事、嫌なことは、自分の短所ではありますが、実は多くの長所と個性が裏に隠れています。長所は短所の裏返し、その逆も然りですね。まずは自分自身を客観的に俯瞰して見つめ直す事が大切です。得意なこと、不得意なことそれぞれ考えてみて下さい。それを考えたら次が大切です。自分の長所や得意なこと、好きな事に焦点を絞りそれだけを磨いて下さい。

自身の苦手な事、不得意な事、自分が課題だと思っている事の克服や、短所を消すことは無意味とは言いませんが、本当に価値があるとは言えません。人生において自分の不得意な事、自分に向いてない事への努力に割く時間、かける労力はものすごいもったいないのです。今すぐ不得意な事、苦手な事への努力はやめ、得意な事を全力で磨きましょう。私の場合、当時を振り返ると自分に向いている事は自分自身ではよくわかっていませんでしたが、元来の楽天的な性格もあり、自分が嫌じゃない事、自分らしく出来ること、他人と同じ事が出来ない劣等感の中に居たくないという動機で自然と得意な事を行っていたと思います

「希少性を出し、差別化を目指す」

私がエステの仕事を始めた当時は、今ほどエステは全国に浸透してなかったですし、エステティシャンはとても珍しかったです。同じ地域にも団地やマンションなどの自宅サロンはとても珍しく、競合他社が少ないという状況で、希少性がありました。当然大手との客の取り合いはなく、大手よりも健全で格安だったこともあり、効果や口コミのお陰で繁盛致しました。また差別化においては、当時主流であった、機械を使っての手技や簡単なマッサージに対し、オールハンドにこだわりを持って全身エステを行なっていました。内装やインテリア、家具にもこだわりを持ち、お金をかけないでどうにかサロンの非現実的な空間を演出できないか、アイデアを考えて自分なりに表現していました。

もう一つ差別化という点では、資格の取得、協会や業界の認証、そんなのも当時は大変効果的でした。
差別化の基本は他社、他店との差異になります。どのような違いを生むかは他社、他店との比較も大事です。ただ他を意識する余り自分を見失っては本末転倒です。大事な事は、お客様にとってどんな事が喜ばれるのかを考え、自分らしいサービスを形にする事だと思います。お客様の立場から見た目線で、自身とお店を常に見つめる視点が大切な事だと思います。あなたがお客様だったらどんなサービス、サロンだったら嬉しいですか?

「サプライズを大切にする」

上記に述べてきた事だけでも地域にとって特別なサロンになる事ができたのですが、もう一つサプライズについてお話しします。みなさんは友人や家族にサプライズをしますか?では親しい間柄ではなく、その人となりをよく知らない人についてはどうでしょうか?サロンに来るお客様は様々です。お客様以外でも、私生活において出会う人々も様々です。出会う人にとって普通であれば、あなたはその人々にとって特段印象にのこるどころか、明日にでも忘れられてしまうかもしれません。

ここで冒頭で述べた特別な存在になる為の共通点ですが、特別と言われている人達は必ずと言っていいほど、サプライズ好きで、ギフト好きです。みなさんにもそんな経験必ずあると思います。サプライズやギフトは高価なものでなければ効果がないのではなく、その人を想い、その人に寄り添い、その人を笑顔や喜ぶ姿を見ることが嬉しいからに他ならないと思います。

私がよく行なっていたことは、エステ後にちょっとした手作りご飯を作って食べさせてあげたり、前の日から煮込んだ小豆でお汁粉を作ってあげたり、自分が食べたいのと、自分自身が料理が好きだからよく作っていました。誕生日のサプライズやギフトは言うまでもなく、着物の着付けやメイクの仕方、スキンケア方法、なども無償で行なってきました。今振り返ると楽しい時間だったと思います。皆さんはサプライズ、ギフトをもらう側ですか?それとも与える側ですか?是非与える側の人になって下さい。サロンをやるやらないに関係なく一人の人生において素晴らしい人生になると思います。

皆さんが、お客様から特別と思って頂けるサロン、特別なエステティシャン、特別な存在になる為のプロセスをまとめてみました。

①自分の向いている事、得意な事、好きな事をしっかり整理する。
②他人、他店と同じ市場では戦わない、同じ地域では競争しない。
③他店、他人とはしっかり差別化し、アイデアを出し他所とは違う事を行う。
④そして必ずサプライズを与える。

これからサロンを開業する方、そうでない方、たまたまこの記事を読まれた方、どんな方にとっても、私の人生で得てきた失敗や成功の体験、経験が皆様の役に立てたならこれ程嬉しいことはございません。
新しい自分らしいサロンの時代を切り開いていってくれる事を心より応援しております。